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<藤森レポート>

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4月某日、追われている現場

myタンブラーで保温も万全 今年の4月はなかなか暖かくなりませんでした。そんなときには温かいコーヒーが恋しい。
GP - 本番の間にスタバで一息・・・・・・
していられない身になってしまいました。

追われているのです、締め切りに。



 

進んでいるのでしょうか?

弦楽専門誌ストリング(レッスンの友社)で藤森が連載を持つことになったのです。
タイトルは 「裏技で究めるチェロ・テクニック」 

じつに奥深い。
テーマは決まったものの、普段は文章を書くなんてことがほとんど無い上、兎にも角にも忙しい日々。それなのに 連載を受け持つなんて。無謀ですよ! 本番 N響 移動 本番 大学 合わせ N響 レッスン 練習 大学 本番 レッスン 移動 練習 レコーディング 合わせ まだまだやらねばならないことがありますよ!

聞いたときには 「 えっ! ・・・どうするのですか?」 と口走ってしまった管理人。 しかし覚悟を決めたのでしょう、締め切り地獄への門を自ら開いた藤森なのでありました。
つい先日までお守りの如く握り締め、頑なに離そうとしなかったコンパクト型ゲーム機なぞ触れもせず、PCに向かって原稿を執筆しております。大変集中しておりましてこうやって写真を撮られているのも気付きません。

数日後、ゲームを我慢した甲斐あって無事に締め切り前に書き上げました!やった~! いやいや、これは当たり前のこと。

数週間後、連載掲載号が店頭に並びました。はやる気持ちを抑えながらページを開くと、やや大きめの写真が。早くも文字数稼ぎ疑惑浮上? いやいやそんなことありません!! レッスンで取り上げる機会は少ないのにチェリストならば習得必須の奏法 「刻み」 について書かれています。チェリストならずともご一読されると、チェロの地味で職人的な音楽的任務を垣間見られることでしょう。

ふと思ったのですが、毎月裏技だけ一筋に究めていったらヘタな回り道をせずに上達できるかもしれませんね。浮気性の管理人は(集中力の欠如とも言います)あっちの教本、こっちのエチュード、お気に入りのこの部分と、つまみ食いばかり。結果どれとも中途半端な間柄。振り向けば何にも身についていない・・・・・・嗚呼
これを機にちゃんとチェロを弾きたくなりました。  って、安直?

 

 

「ドボコン」 への道のり  その3

 

ドボコンの楽譜 本番前日

いよいよ明日は定期演奏会当日。最後の練習が行われました。

 

 

 

 

こちら、藤森が中学生の頃から使っている楽譜。

 


 

前日のリハ1

前日のリハ2
リハーサルではオケ側を向いてソロを弾くので合図がうまくとれるかなどの不安もあったり、「こっち向きだから藤森さんの左手のテクニックばかり見てしまった!」とハッとする団員さんも。 すかさず「N響はいつも藤森さんの背中見てやっているんですよ 笑」と指揮の横島さん。

前日のリハ3 前日のリハ4
チェロのtuttiにアドバイス。アーティキュレーションにちょっと首をかしげる部分があり、楽譜を見せていただいたら、"いいところ"のメロディーに譜めくりがあることが判明!思わずみんなして笑ってしまうなど、今日の練習は緊張というよりオーケストラのみなさんともやっと打ち解けてきたような様子です。練習が終わったらポケットスコアにサインを求められ、団員のみなさんと音楽談義など・・・さあ、いよいよあしたは本番です。
その4へつづく・・・

【関連レポート】
「ドボコン」への道のり その1
「ドボコン」への道のり その2
「ドボコン」への道のり その4

 

「ドボコン」 への道のり  その2

「ドボコン」
それはドヴォルザーク作曲 チェロ協奏曲ロ短調 op.104の愛称(略称)。チェロ協奏曲の王様とも言うべきこの作品に親しみを込め、いつしかこの4文字で呼ぶようになった。


 

合わせ初日 12月某日 藤森合わせ初日

その1 に引続き、緑交響楽団第44回定期演奏会に向けての練習です。 (本番は2010年1月17日)
伊藤文嗣さんの代弾きから数日後、今日は藤森の合わせ初日。指揮者の横島勝人さんとは8年ぶりの共演。前回もドボコンでした。
2002年10月14日 八王子フィルハーモニー定期演奏会)


 

足の裏から感じる響き 先日の練習時よりプルトも増えたオケ。ぐっと厚みがでています。ソロが入る前の少しばかり長めの前奏部分を聴きながら確かな手応えを感じた管理人。期待はさらに膨らんでいきます。

足の裏からジーーン!

そろそろチェロの出番。1小節前のハーモニーが鳴るともうソワソワ?ゾクゾク? 管理人の興奮は最高値に。
藤森が弾き始めたその時、足の裏からえもいわれぬ痺れが走りました。響いている。チェロを足から感じている。


 

指揮者と打合せ 舞台と違い、ソリストと同じ床板に居るのだと気付いた私。床板傷つけ防止のエンドピンストッパーを用いているのにもかかわらず、スリッパ履きの足の裏からビリビリ伝わる音。それは快感ともとれる上質の振動。

今、藤森の音に全身が包まれている


 

確認は万全 何年も近くで聴いてきたのにこんな感覚は初めて。場所の所為?一体なんでしょうか。とにかく衝撃だったようでメモ帳には 「 F 只者デハナイ 」 と記しておりました。「F」とは藤森の略。
足裏の刺激に慣れてきたのは2楽章に入ってから。メモ帳から察するにこのあたりから"冷静"に聴きはじめたようです(笑)
ソロチェロが入ってまっさきに思ったのはオケのちょっとした欠点(たとえば音程のずれや不明瞭な発音) が見えなくなっていること。でも藤森のチェロは決して 「大迫力のパワフルでダイナミックな音量」 で圧倒させるタイプではありません。すべてを凌駕する一本の澄んだ音色がただひたすらに響き渡っている。それだけなのです。いやはや参りました。やっぱり 「只者デハナイ」 ???
全楽章を通し、5分程度の休憩兼スコアを見ながらの打合せ。横島さんとは経験があるのでお互いの目指すところは言わずとも通じています。あとはポイントを確認するくらいでしょうか。そんなやりとりをしている藤森の横顔はいたって平然。 いや~、参りました。

その3へつづく・・・

【関連レポート】
「ドボコン」への道のり その1
「ドボコン」への道のり その3
「ドボコン」への道のり その4

 

弦の張り替え

弦を張り替えるところです。写真を撮られるのははじめてでしょうか
切れたわけではなくちょっとくたびれてきたので全部を張り替えることに。

    ペグを緩めています

張り具合をチェック


慣れているだけあって手早いです。調弦もぱっぱと済ましてまるで人間チューナー。数分の間に4本すべての弦を交換してしまいます。あまりに手早いのでレポートネタにならないのではと心配になります。

グッと締めます 駒のチェック
逆側からも 今回の組み合わせはこちら
今回の弦の組み合わせは
A LARSEN Solist's Edition
D LARSEN Solist's Edition
G Spirocore Tungsten
C Spirocore Wolframumspinnung
最近はこれが多いです。

ヴィオラ 藤森亮一 誕生。

 

ヴィオラ 藤森亮一

アゴ   

 

 

 

 

 

 

 

どうでしょう、 なかなか様になっています?? 

山田さんのヴィオラをお借りして、シューベルトのアルペジオーネソナタを披露しまし・・・・・・ していません。弾ける筈がありません。


 

 楽器はこう構えるべき・・・
数分後・・・

チェリストたるもの こっち向きでなくては弾けないようです。

 

 「アゴと肩で挟むなんて考えられない!」

といったところでしょうか。

揃い踏み

あらあら、

ネコさんも栄田さんも "チェロ式に"。   

            こんなにコンパクトだと日々の移動も楽そう!
ハイポジションもスイスイ! イエーーーイ!!
明らかに
調子に乗ってきました。

 

ただ、どうしても体が反ってしまいます。エンドピンさえあればもっと巧みに弾けるかも?        

           正しい向き?
さて、華麗なヴィオラ演奏を終え、正しい配置配役に戻りました。

でもここなあ~じゅではスペースの関係上 「チェロの弓がぶつかる」 との某チェリストの強い要望により、チェリストのみお客様に背を向け演奏するのが正しい向きとなっております。 前列のお客様にご協力いただき 
譜めくりが難しい作品では、前列のお客様に手伝っていただき演奏。

こうしてヴィオラデビューの夜はゆったりと更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

なあ~じゅ(森下)   斎藤ネコカルテットLIVEにて      

只今作曲中

集中して 創作 書きます

やおら五線紙とペンを取り出し、一気呵成に創作活動!
どうやら弦楽四重奏のようです。脇目もふらずスラスラ~  その真剣な様は声をかけることも憚られるほど。○分で4枚のペースは遅筆ではない証か。
このときの直筆譜が手元にあり、管理人の権限(?)で勝手に公開してしまおうかと思いましたが・・・ 今のところは止しておきます。
(注意勧告の惧れ有り?否、きっとそうです。アップできれば行数稼ぐことができるんですが・・・

さて藤森譜の特徴は、太めの線で勢いがあること。これは普段書く文字とよく似ています。また「adagio」を「あだぁじょ」と記すなど平仮名表記であること。 「みゅーと」「おそい!!」なんてのもあります。

飛行機で移動するとき

着席

チェロを持って飛行機に乗るときチェロは貴重品なので荷物として預けず、手荷物にしては大きいためチェロ用に座席を一席確保します。
シートベルトをセットし着席させると写真のようになります。

自分用とチェロ用のチケットと・・・お金もかかってしまいます。 でもこれが一番安全な移動方法です。

誕生日

N響にて

本日は藤森亮一42回目の誕生日。この写真は今朝、N響練習所にて撮影。お隣はご存知、桑田歩さん。
大病もせず無事に歳を重ねることができました。皆様あっての藤森。今後ともよろしくお願いいたします!
明日からはN響ツアーが始まります

合わせとはどんなものかしら ~ピアニストとのリハーサル~

藤森の演奏活動を大きく分けると、オーケストラ、ソロ、室内楽、の3つに分けられ、 そのどれもが本番の前に数回の合わせ練習(リハーサル)を行っています。
スケジュールページを見るとコンサートのない日は一見、働いていないようにも(爆)見えますが、 じつは本番以外の時間はリハーサルに奔走する毎日。練習は本番の何倍も時間もかかり、正直ハード。 陰でクタクタになっている藤森を見て、肉体労働だなあ・・・とつくづく思う管理人です。

 さてさて、 今回の本題。「合わせとはどんなものかしら」と思いたった管理人が人目に明かされる事が滅多に無い リハーサル現場に潜入してみました。

今回は東邦音楽大学文化祭でのコンサート(2004.4.30に無事終了しました♪)  のリハーサル。ピアニストとの共演です。 伴奏をつとめてくださるのは同大学の 小林律子先生です。

ここでリピートで・・・
「はじめまして~ よろしくお願いします」

4月某日 N響練習場(東京高輪)
今回が初顔合わせの二人。 あいさつはそこそこに、 まずはおおまかな打ち合わせ。チェロの楽譜と伴奏譜を見合い、 繰り返し部分などを確認します。

藤森: 「ここでリピートで・・・」
小林: 「は~い、この小節ですね?」

練習スタート

手始めにフォーレの小品から。エレジー、 シチリアーノ、子守歌、と快調(!)に進み難曲「蝶々」へ。 めまぐるしく飛び回る蝶々に合わせるのがタイヘン! 蝶々が逃げちゃう~

藤森: 「もう気持ち速めで・・・」

テンポを確認し、お互いの方向を定めていきます。

ピアノの小林律子さん
ほとんど問題なくあっさり進む練習

伴奏の小林さん、初見にもかかわらず相性バッチリでびっくり!  楽しそうに弾いていらっしゃいます。

しかしその一方で、こんなに順調だとレポートにならないのではと焦る管理人(汗)

その後、シューマン:アダージョとアレグロ、ショパン:序奏と華麗なポロネーズ を立て続けに練習。

小林:
「シューマン久しぶりに弾きました~
わ~ 藤森さん余裕!・・・やっとテンポに慣れてきました」

藤森:
「オッケーですね! アレグロに入るところも問題ないし・・・
では最後にもう一回ショパンお願いします!」

おつかれさまでした

あまりに問題がなかったため、休憩時間をとらず一気に進んだリハーサル。 これには本人たちもびっくり。予定より一時間も早く終わってしまいました。おつかれさまでした!(^^)!

合わせとは・・・ 料理の盛りつけのよう

ひとこと確認し合うだけでどんどん仕上がっていく様子は見ているほうもワクワク。 たとえて言うなら、出来上がった料理をどうのように盛りつけるか相談しているかのように見えました。
あとは本番当日、聴いてくださった方がどのように感じ味わってくれるのか・・・
料理も演奏も下ごしらえに手抜きはできません(^o^)

写真をいただきました

  2003.10.3 2003.9.6 2003.10.3

いつものピンボケ&手ブレ写真とは全然違いますね・・・(^。^;)

この写真はネコかるライブで毎回、立派なカメラで写真を撮っていらっしゃるあの方!  そうです、金沢さんにいただきました。クリックで拡大します
両端は2003.10.13の、真ん中は2003.9.6の、いずれもネコかるライブでの1コマです。 ここまで望遠が利くといつもは写しきれない衣装の柄が露になって・・・ 真剣な視線とミスマッチな柄が何ともいえませんが(笑) いやいや、それがネコかるなんですよね。

金沢さんありがとうございました! またよろしくお願いします。