2008.12.22(月)
文京シビックホール 小ホールでラ・クァルティーナの追加公演。今回も完売御礼。
舞台を覗くと一足早くホール入りした藤森が一人さらっていました。
お!舞台が出来ています! 懸案だったエンドピン、しっかり刺しています。
(7月11日レポート 「短くないですか?」 をご参照ください)
文京シビックホールに来たのは前回の7月以来。冬になって湿気が抜け、舞台も設置され一段と弾きやすくなりました。客席も前に2列増設。
「お客様との溝が埋められよかった」 と本番のMCで藤村さんがおっしゃっていました。
3日前に同プログラムの長岡公演を終えたとはいえ、所変われば響きも変わるわけで入念なゲネプロ。
クリスマスメドレーで登場した笛と鈴。舞台の陰にしこんでいました。
こちらがその ピュー と鳴る笛と鈴。
鈴は2つの鈴をテープで固定し片手で2つ振れるように。 「どこを連結させればより賑やかに鳴るか」 と、スタッフがあれこれ話ていたら藤森が 「頭のこことここにつけて、頭を振るしかない」 と、すばらしい提案を。それならチェロを弾きながらでもシャンシャン鳴らせます。って、桑田さんがそんなことするはずありません。頭をガンガン振るのは藤森の専売特許(笑)
気負わず、かといって なあなあ にもならないちょうどいいい距離感の四人。 今年リリースした8枚目のアルバム 「15シーンズ」 ではデビューアルバム 「シャコンヌ」 から貫くクァルティーナの響きを確認できます。
さてさて、本日の目玉は 「クリスマスソングメドレー」 (金澤恵之編曲) 20分を越える大作です。スタンダードなジングルベルから始まって、ポップス、クラシックと、クリスマスにまつわるメロディーがノンストップで繰り広げられました。その数じつに24曲。みなさん何曲見つけられましたか? 終演後、タネ明かしメドレー曲目一覧プリントを配布。答え合わせをするかのように 「あっ これ聞こえた!」 「そうそうこの曲」 などのお声があちこちで交わされ、にぎやかにホールを後にするお客様。
一方、裏で帰り支度をしていた藤森は件のプリントを見ながら 「これはどれ??名前とメロディーが一致しない・・・ これはわかる、これもわかる、これは?」 と、ぼそぼそ。ついさっき弾いていたのに。 仕方なく、無謀にも歌ってみせる管理人。「えっと、これは・・・ ティーラ ティラティラ・・・・・で、こっちが・・・」
これでますますわからなくなった(?) クリスマス3日前でした。