2007.05.10(木)
前回の自主リサイタルから気がつくと数年も経っていました。更にNHK交響楽団に至っては 今年で勤続20年。もうベテランと言われても不思議ではない年齢と、色々な経験をしてきたことに、 つくづく時の経過は早いものだと実感しています。
今日の曲目を決めるにあたり、さんざん悩んだ末ドイツものの名曲をズラリと揃える事になりました。 これは私が入団当時、N響が最も得意としていた曲でもあり、偉大なマエストロから学んだ彼等へのオマージュでもあります。
ピアニストの若林さんとは室内楽では何度かご一緒しましたが、デュオは初めてで、今回の共演を楽しみにしています。
藤森 亮一 (プログラムより)
この日、早めにホール入りした藤森。ゲネプロ前にすっかり身支度を整えていました。
舞台ではピアノが時間いっぱいまで入念に調律され、こちらも準備万端。 ピアノの若林さんが到着され、最後の合わせが始まりました。 いつも通りの自然で落ち着いた様子。しかし覇気がそうさせるのか、炎のようなめらめらとした 熱さを感じた管理人でした。
ブラームスの楽譜
中学生のときに購入し、ワルター・ノータス先生に見ていただきました。
ブラームスの1番に関して藤森は、最後までピアノとのバランスを大変気にしていました
開 演
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 op.38
シューマン:
民謡風の5つの小品 op.102
ブラームス:
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 op.99
(アンコール)
シューマン:
幻想小曲集 op.73より I
子供の情景 op.15より「トロイメライ」
藤森亮一 チェロ 若林顕 ピアノ
たくさんのあたたかい拍手をいただき何度も出たり入ったり。アンコールを2曲演奏し、最後は若林さんとがっちり握手を交わしました。
終演後
ロビーに出ると多くのお客様が待っていてくださいました。
おつかれさまでした
楽屋に戻り、若林さんにご挨拶。
「このプログラムなら若林さん、彼しかいない。」と切望し、今回快く引き受けてくださいました。
ここでも固く手を握り、感謝の思いを伝えました。
ご来場くださった皆様ありがとうございました。