2003.12.23(火)


出身地京都でバッハの無伴奏チェロ組曲演奏会を行ないました。
この演奏会は 「さまざまな、それぞれのバッハ」 と題し、京都にゆかりのあるチェリストが交代で登場し、
バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲を1人3曲ずつ選んで演奏するというもの。藤森はその第3回に出演しました。
写真は例によって(笑)終演後のサイン会の様子です。本当はゲネプロの様子を撮影しようとホールに入ったのですが・・・
朝10時から4時間、舞台でただひとり黙々とさらい続ける藤森。
ホールの中には異様なまでの緊迫した空気が充満し、
気がつくと開場時間。シャッターを切る機会を失っていました。
そして迎えた本番。颯爽と登場したその顔は
ゲネプロの重苦しい表情とは一転、故郷で演奏するという名誉、そして意気込みがみなぎっているようでした。
(こんなにカッコイイ姿見たことありません!)
これまでに何度も聴いてきた私ですが今回はまだまだ知らなかった藤森の世界を感じさせる公演でした。
・・・初めての京都レポとあって興奮で頭ボーっとしたまま帰途についてしまった管理人。
帰ってから 「あそこで写真撮っておけばよかった」 「○○しておけば」・・・などと反省しきり。
2004年は落ち着いてきちんとレポートできるようにがんばります。